夏休みの宿題に英作文が出て悩んでいる人へ!英作文はこうやって書こう!(その1)

中学生英語
 

夏休み中の出来事を英作文にして提出しなくてはならなけど、英作文ってどうやって書けばいいの?

日本語で文章を作ってから、英訳すればいいのか?

それとも、英語で考えた方がいいのか?

英作文は、中学生にとっては必須です。

高校入試や英検など試験と名前がつくものには、英作文の問題が必ず出題されます。

今回は英作文のコツについてお伝えします。

スポンサーリンク

英文は動詞中心で考える

1つの英文の中には動詞は一つしか入れることができません。

あおい
あおい

ま、日本語も同じなんだけどね。

しかも英文は品詞の入る位置が決まっています。

動詞は、基本的に主語のすぐ後ろに入ります。

I study English.
(私は英語を勉強します。)

英単語の並びが日本語と違うことはお分かりだと思います。

英文のままに日本語にすると、(私は勉強します英語を)となりますよね。

英文は「何をするのか」を先に言ってしまう言語です。

しょう
しょう

そこが日本語とは大きく違うところだよ!

5文型をしっかりと覚えよう!

英語には品詞の並びから決められた文系が5つあります。

たった5つだけなんです。

それらの特徴をしっかり覚えたら、英作文がずっと楽にできるようになりますよ!

第一文型 S+V (主語+動詞)
第二文型 S+V+C (主語+動詞+補語)
第三文型 S+V+C (主語+動詞+目的語)
第四文型 S+V+O+O (主語+動詞+目的語+目的語)
第五文型 S+V+O+C (主語+動詞+目的語+補語)

英文はこれらの5つの文型だけで構成されているんですね。
日本語よりずっとスッキリした感じがしますが、どうですか?

英文が長くなる理由はコレ!

文章の中に、主語、動詞、目的語、補語だけしかないはずなのに、英文の中にはものすごく長い文章がありますよね。

そんな風に英文が長くなってしまう理由は、修飾文がたくさんついているからなんです。

例えば、「私は犬を飼っています。」という文章を英文にすると・・・

I have a dog.

ですが、さらに詳しい情報として「犬」に修飾文をつけて、「私は小さな犬を飼っています。」とします。

すると、

I have a small dog.

さらに、「小さな白い犬」とすると・・・

I have a small white dog.

となって、さらに長い文章になります。

「small」や「white」と言った「犬」という名詞に対して、さらに詳しい情報をとしてつく言葉は「形容詞」と言います。

「形容詞」は「名詞」を修飾する言葉です。

修飾する言葉はどんどん付け加えられて、英文はさらに長くなるわけです。

形容詞も順番が決まっている

英語は主語や動詞、目的語、保護などのそれぞれの品詞の位置が決まっている言語だというお話をしました。

同じく「形容詞」も順番が決まっています

8種類の「形容詞」はこちら↓

「opinion」「size」「age」「shape」「color」「origin」「material「purpose」
 
「opinion」主観
 
主観とはその人が感じたものを表現した言葉です。
例えば、「可愛い」「美しい」「難しい」「美味しい」などです。
 
「size」サイズ
大きさを表す言葉です
「小さい」「大きい」「背が高い」などです。
 
「age」年齢
人や物の新しさ、古さを表す言葉です。物が作られてからの時間を表すこともあります。
「若い」「古い」に加えて、「熱い」「冷たい」なども含まれます。
 
「shape」形
「丸い」「四角い」など形を表す言葉です。「厚い」「薄い」「長い」「短い」と言った形状を表す言葉も含まれます。
 
「color」色
「赤い」「青い」と言った色を表す言葉です。
「鮮やかな」「淡い」と言った色の状態を表す言葉もこれに入ります。
 
「origin」起源
人や物の出身地や生産地などを表す言葉です。
「アメリカ製の」「日本製の」と言った言葉のことです。
 
「material」素材
その物が何で作られているのかを表す言葉です。
「木製の」「鉄製の」「布製の」などと言ったものです。
 
「purpose」目的
「勉強するための」「人に会うための」「食べるための」と言った表現です。
これらの表現は to不定詞や ing形で表されます。
 
 
あおい
あおい
暗記するよりもたくさんの英文を読んでリズムで覚えた方が早いよ!

動詞には2種類ある!

動詞には、直後に名詞が続くものと、前置詞をともなって名詞が続くものがあります。
 

「何を?」と尋ねたくなる動詞

 
例えば、次の文章を見てください。
 
I study English. (私は英語を勉強します。)
I have a book. (私は本を持っています。)
I know Tom. (私はトムを知っています。)
 
動詞の直後には名詞が続いていますよね。
 
英作文をするときには動詞に注目してください。
 
「study」は (勉強する) という意味です。
 
勉強する!と聞くと「何を?」と尋ねたくなりますよね。
 
「何を」を表す言葉は「目的語」ということになります。つまり、名詞が続くわけです。
 
りん
りん

I study … 

しょう
しょう

何を?

りん
りん

English!

 
こんな感じでしょうか。
 

「何を?」と尋ねられない動詞

反対に、動詞を見て「何を?」と尋ねられない文章があります。

例えば、次の文章を見てください。

I stayed the hotel. (私はホテルに泊まりました。)
I go to the station. (私は駅へ行きました。)
I angry at him. (私は彼に腹を立てています。)

これらの動詞は、「何を?」とは尋ねられないものです。

りん
りん

泊まったの。

しょう
しょう

どこに?

となりますよね?

こんなふうに「何を?」と尋ねられない動詞には、直後の名詞、もしくは代名詞の前に前置詞が必要になります。

前置詞の勉強が必要になる!

どうですか?
 
こうやって動詞を中心に英作文をしていくと、あなたに必要な勉強は「前置詞」についてだということが分かります。
 
「前置詞」は日本語にはないものですが、日本語でいう助詞の「が・の・に・を」に近いものだと言えます。
 
会話上の女子は、多少間違えても意味は通ります。
でも、試験で英作文をする場合には、間違えると減点対象になります。
 
しっかりと「前置詞」を覚えて、英作文を完璧にできるようになることが必要です。
 
 

まとめ

英作文をするときには、まず「何をした」という部分位当たる動詞を先に考えましょう。

動詞が決まったら、文章にあるように「何を?」となる部分にあたる名詞が続くのか、それ以外の「前置詞」をともなった名詞が続くのかを考えましょう。

これが、できれば第一文型と第三文型はしっかりと理解できることになります。

 
にほんブログ村 英語ブログ 子供英語教室へ

スポンサーリンク
スポンサーリンク
中学生英語
スポンサーリンク
shigerodenをフォローする
小学生で英検3級合格できる英語教室
タイトルとURLをコピーしました