夏休み中の出来事を英作文にして提出しなくてはならなけど、英作文ってどうやって書けばいいの?
日本語で文章を作ってから、英訳すればいいのか?
それとも、英語で考えた方がいいのか?
英作文は、中学生にとっては必須です。
高校入試や英検など試験と名前がつくものには、英作文の問題が必ず出題されます。
今回は英作文のコツについてお伝えします。
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英文は動詞中心で考える

1つの英文の中には動詞は一つしか入れることができません。

ま、日本語も同じなんだけどね。
しかも英文は品詞の入る位置が決まっています。
動詞は、基本的に主語のすぐ後ろに入ります。
I study English.
(私は英語を勉強します。)
英単語の並びが日本語と違うことはお分かりだと思います。
英文のままに日本語にすると、(私は勉強します英語を)となりますよね。
英文は「何をするのか」を先に言ってしまう言語です。

そこが日本語とは大きく違うところだよ!
5文型をしっかりと覚えよう!

英語には品詞の並びから決められた文系が5つあります。
たった5つだけなんです。
それらの特徴をしっかり覚えたら、英作文がずっと楽にできるようになりますよ!
第一文型 S+V (主語+動詞)
第二文型 S+V+C (主語+動詞+補語)
第三文型 S+V+C (主語+動詞+目的語)
第四文型 S+V+O+O (主語+動詞+目的語+目的語)
第五文型 S+V+O+C (主語+動詞+目的語+補語)
英文はこれらの5つの文型だけで構成されているんですね。
日本語よりずっとスッキリした感じがしますが、どうですか?
英文が長くなる理由はコレ!
文章の中に、主語、動詞、目的語、補語だけしかないはずなのに、英文の中にはものすごく長い文章がありますよね。
そんな風に英文が長くなってしまう理由は、修飾文がたくさんついているからなんです。
例えば、「私は犬を飼っています。」という文章を英文にすると・・・
I have a dog.
ですが、さらに詳しい情報として「犬」に修飾文をつけて、「私は小さな犬を飼っています。」とします。
すると、
I have a small dog.
さらに、「小さな白い犬」とすると・・・
I have a small white dog.
となって、さらに長い文章になります。
「small」や「white」と言った「犬」という名詞に対して、さらに詳しい情報をとしてつく言葉は「形容詞」と言います。
「形容詞」は「名詞」を修飾する言葉です。
修飾する言葉はどんどん付け加えられて、英文はさらに長くなるわけです。
形容詞も順番が決まっている
英語は主語や動詞、目的語、保護などのそれぞれの品詞の位置が決まっている言語だというお話をしました。
同じく「形容詞」も順番が決まっています
8種類の「形容詞」はこちら↓

動詞には2種類ある!

「何を?」と尋ねたくなる動詞

I study …

何を?

English!
「何を?」と尋ねられない動詞
反対に、動詞を見て「何を?」と尋ねられない文章があります。
例えば、次の文章を見てください。
I stayed the hotel. (私はホテルに泊まりました。)
I go to the station. (私は駅へ行きました。)
I angry at him. (私は彼に腹を立てています。)
これらの動詞は、「何を?」とは尋ねられないものです。

泊まったの。

どこに?
となりますよね?
こんなふうに「何を?」と尋ねられない動詞には、直後の名詞、もしくは代名詞の前に前置詞が必要になります。
前置詞の勉強が必要になる!

まとめ
英作文をするときには、まず「何をした」という部分位当たる動詞を先に考えましょう。
動詞が決まったら、文章にあるように「何を?」となる部分にあたる名詞が続くのか、それ以外の「前置詞」をともなった名詞が続くのかを考えましょう。
これが、できれば第一文型と第三文型はしっかりと理解できることになります。
