
英検の2次試験で言葉が出てこないのが一番心配!どうすればスラスラと答えられるようになる?効果的な勉強法を教えて!
英検の2次試験は面接です。試験管からの質問に英語で即座に答えなければならないので、心配している方も多いことでしょう。
一番気がかりなのは、英語で言葉がスラスラと出てこないことではないでしょうか。考える時間もあまりないのに、母国語じゃない英語で答えなければならないプレッシャーから、黙り込んでしまう人も少なくありません。
今回は、そんな黙り込んでしまわないために、『日頃どんなことに気をつけておけば良いのか』についてお伝えします。

英語の先生歴25年の英語講師があなたの疑問にお答えします!3分もあれば読める記事です。ぜひ、最後までお読みください。
英検2次試験に有効な練習方はコレ!
本の読み方を変えてみよう!
英語の引き出しを増やすために習慣化したいこととは?
Contents
英検2次試験に有効な練習方はコレ!

英検2次試験のために準備しておくことは、ズバリ!日頃からフルセンテンスで話をするということです。
私が英検2次試験の指導をしていて思うことは、質問に対して「単語だけで答えすぎ!」ということです。
例えば、こんな質問があったとします。
How many birds do you see?
(何羽の鳥が見えますか?)
大抵の生徒は数だけを答えます。
Three.(3羽)
間違えではないですが、コレでは高得点は望めません。
「何羽の鳥が見えますか?」なんて質問は、サービス問題です。めちゃ簡単でここをしっかりと満点もらう気持ちで答えないともったいないですよ!
正解は
I see three birds. (3羽の鳥が見えます)
です。つまり、ちゃんとSVOもしくはSVCの形で答えるように日頃から癖をつけなければなりません。そうすれば、英検2次試験当日にも慌てることはなくなります。
日本語でもフルセンテンスで答える癖をつけよう!
日本語でも単語でしか会話をしないという人もいるのではないでしょうか?というか、日本語ならなおさら面倒だから単語だけで答えているのかもしれませんね!
「テストいつだっけ?」
「ん?明日!」
「何食べたい?」
「えと〜餃子!」
なんて感じです。心当たりはありませんか?もちろん私にも心当たりがあります。だって、
「何が食べたい?」と聞かれて「私は餃子が食べたいな」なんて、なんだか教科書の中の会話みたいですよね。
でも、コレが大事なんです。日頃から主語、動詞、目的語を意識した話し方をするように心がけることが大切になります。
「誰が?何を?どうした?」コレが全部揃って初めてフルセンテンスと言えます。
なので、すぐに切り替えることができないかも?と不安な人は、ぜひ日頃からフルセンテンスで答える癖をつけてください。
本の読み方を変えてみよう!

英検の2次試験では、短文を読んでその文章に関する質問を受けます。なので短時間で正しく読み取ることが必要になります。
特に初めての英検の2次試験となると、緊張もあって英文が全然頭に入ってこない!なんて事態も考えられます。
そんなことにならないためにも、日頃からたくさんの英文を読んでおくことが必要です。つまり、多読をするということですね。
しかも、英文を読むためのルールを少し変えてみましょう。
その変えるべきルールとは、わからない単語があってもいちいち辞書を引かないということです。
いや、辞書でわからない単語を調べることも大切なので、調べてもいいのですが、まずは知らない単語があったからと言ってそこでいちいち読むことを止めて辞書を引いたりしないということです。
2〜3回読むつもりで、1回目は辞書無しで単語の意味を想像しながら全文を読み取るようにしてください。
その後、自分が思っていた意味と辞書に書かれている意味があっているかどうか答え合わせをしましょう。その方が読む力も単語を覚える力も付きます。
多読が英語力アップの近道
●英単熟語を覚える
●英文法を覚える
●日常会話を覚える
これらはただ暗記するという作業を頼りに勉強を進めていると飽きが来ます。
多読なら好きな本を読むだけで、英単熟語も英文法も日常会話も楽に覚えることができます。
それはなぜかというと、ストーリーの中にスムーズに組み込まれている短熟語や文法や日常会話に触れるからです。
教科書や参考書にある例文のように、突然切り取られた会話を覚えるよりも物語の中にあるそれらを読む方が、よほどスムーズに覚えられます。
ただし、1冊や2冊では足りないので、当然多読することになります。月に10冊とか20冊とかを読むわけです。
そうすることでたくさんの単語に触れる音ができます。挑戦する価値はありますよ!
多読は乱読でOK!
多読=乱読でOKです。
つまり、面白くないと思ったら読まなくていいのです。次の本、次の本と渡り歩いて、面白いと感じられる本に出会ったら本腰を入れて読書をしましょう。
英単語があまり頭に入っていないと思うのであれば、小さな子どもが読む絵本からスタートしてみてはどうでしょうか?
1ページに1単語しかないような絵本でいいのです。そこから2語、3語と増やしていくといいですよ。
絵本がそんなに買えない!という方も大丈夫です。ネットで検索すれば無料で絵本が読めるサイトはいくらでも見つかりますから!
ぜひ、挑戦してみてください。
英語の引き出しを増やすために習慣化したいこととは?

英語の質問に英語で答えるためには、たくさんの英単語や英文法を知っていると楽に答えられるということは想像できると思います。
では、どうやって英検の2次試験に合格できるだけの英単語や英文法を身につければいいのでしょうか?
それは、先ほどもお伝えした多読でももちろん身に付けることができます。でも、それだけではインプットしているだけにすぎないので、ここではアウトプットを1人でも実践できる方法をお伝えします。
それは、日記を書くことです。ぜひ、英検の2次試験までに英語で日記を書くことを始めてください。
そうすると、「あれ?これって英語でなんて言うんだろう?」と思いながら調べますよね。調べたら英語の文章にしてノートに書く、わからなかったらまた調べる!これを繰り返すことでアウトプットの練習ができます。
つまり英語の引き出しを自分で増やすことができるので、英検の2次試験で応用することができるわけです。
多読で覚えた単語が使えるかもしれませんね!そんな学習を自分で続けているうちに英語の面白さを実感できるはずです。
明日からと言わず、今日から実践してみてください。
まとめ
英検2次試験を突破するためには、日常会話からフルセンテンスで答える、質問すると言ったことを習慣づけてください。
また、ボキャブラリーを増やすためにも多読や日記の習慣もに見つけましょう…というお話をしました。
英検合格を目指して頑張ってください。