日本語は一つの言葉をいくつもの意味に使い分ける言語です。
反対に英語は、同じような意味を持つ単語がいくつかあって、日本人はその使い分けに迷ってしまいます。
例えば、「look」「watch」「see」「view」です。
これらは、全て「見る」という意味を持っていますが、それぞれ使い方が違います。
今回は、これら同じ「見る」という意味を持つ単語の違いや、使い方についてお伝えします。
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「look」の意味と使い方
「look」は、見ようという気持ちがあって見るというイメージです。
自分から見たいものがあって、それを見る場合に「look」を使います。
I am looking at you. = 私はあなたを見ています。
Look at the flower. = あの絵を見て。
どちらも自分の意思で物事を見ています。
その場合は「look」を使うわけです。
また、「look」は静止している物を見るときに使います。
前置詞「at」のイメージ
「at」という前置詞は、続く単語を全て「場所」にしてしまいます。
There is a boy at the door. = ドアのところに少年がいます。
We are at the hotel. = 私たちはホテルにいます。
「場所」は動かないので、「見る」という意味の時には「at」と一緒に使われる「look」は静止したものを見る時の言葉になるわけです。
ものを見て判断するという意味を持っているので、医者が患者の幹部を見る時にも
The doctor looked at his leg. = その医者は彼の脚をじっと見た。
この場合は、脚に何か問題があるので、じっと見て診断しているというニュアンスです。
「look」のその他の意味
「look」には、「見る」以外の意味があります。
You look tires. = あなたは疲れているようだ。
というように、「〜のようだ」
It looks good on you. = 似合ってるね。
こんな使い方もあります。
I’m looking for the book. = 私はその本を探しているところです。
You look like your mother. = あなたはあなたのお母さんに似てますね。
などなど、「look」にはいろんな使い方がありますね。
「see」の意味と使い方
「see」は、自然に目に入って見えることを意味します。
When I got to the library, I saw my firend leaving there.
図書館に着いたとき、私の友達がそこを出て行くのが見えました。
たまたま見えた感じがしますよね。
特に意識はせずに、見えたものを表現する時に使う単語です。
「see」 は 動いているものを「見ている」という意味です。
例文のように「去って行く友達の姿を偶然に見つけた」とか、「駅を出て行く電車が見えた」といった時に使います。
「映画を見る」はなぜ「see」を使うの?
「映画を見る」は・・・
I see the movie.
でも、映画って動いていないし、偶然目に入るものでもないですよね。
なのに、なぜ「see」を使うのでしょう。
映画はテレビと違ってスクリーンがかなり大きいですよね。したがって、「見る」というよりは、どうしても目に入る・・・というニュアンスで「see」が使われているようです。
画面が大きい分、まるで映画の中で動き回っているものを体感しながら見ているので、「see」を使うわけです。
「医者に診てもらう」はなぜ「see a doctor」と言うの?
「医者に診てもらう」は「see a doctor」と言いますが、意味的には「医者に会いに行く」というニュアンスです。
医者に会うんですから、目的は診察しかないので、「医者に診てもらう」という意味になります。
「診察をしてもらう」は、「to visit for consultation」 と言います。
また、「医者に診てもらいに行く」という文は、「go see a doctor」と言います。
I go to see a doctor. = 医者に診てもらいに行く。
この文章も、口語では
I go see a doctor.
と、なります。
「I see.」(わかった)はなぜ「see」を使うの?
よく英会話で「I see.」と、相手の言うことが理解できた時に言います。
なぜ、理解できた時に「see」を使うのでしょうか。
「理解した」と言う意味を持つ単語には「understand」がありますが、こちらは論理的に理解できた時に使う単語で、「see」は今まで見えていなかった答えがパッと見えるように理解できた時に「I see.」と言うのです。
頭の中のモヤがパッと晴れて、全体像が見えた時に「I see!」と言うわけです。
「watch」の意味と使い方
「watch」は「look」と同様に、自分の意志を持ってじっと見ることです。
ただ、「look」が動かないものを見続けるのに対して、「watch」は動いているものをじっと見るという意味です。
「watch」は意識的に何かを見守る時に使う単語です。
「見張っておく」と言う表現も「watch」を使います。
例えば・・・
Can you watch my bag? = 私のバッグを見ておいてくれる?
ぼんやり何かを見る・・・と言う意味よりも、しっかりと何かが起きていることを監視すると言うような「見る」と言う意味です。
「watch out!」とはどんな意味?
「watch out.」とは、「気をつけて」と言う意味です。
でも、「out」は何なのか?と疑問に感じたことはありませんか?
「out」は、「外へ」と言う意味を持っているので、「watch out」とは、「見て、危険から離れろ!」と言う意味になります。
また、「watch out for 〜」となると、「〜」の部分には守りたいものが入ります。
例えば、「watch out for my children」で、「私の子供たちを守る」と言う意味になります。
時計の「watch」と見る「watch」はなぜ同じなの?
「watch」と言う言葉は非常に古い言葉で、大昔から使われていて、だんだん用途が変わってきたものと思われます。
動詞の「 watch」 は、中世まで、主に「城内に忍び込む的を監視する」という意味で使われていました。
そして、監視する任務にあたった兵士を「 watchman」と言ったのです。
この「watchman」の仕事は、交代制で行われており、彼が時間をすぐに見ることができるように持ち運びができてどこでも見ることができる時計を「watchman」が持つ時計ということで「watch」と呼ばれるようになったのです。
「view」の意味と使い方
日本語でも「オーシャンビュー」などと言って、知らず知らず使っている「view」という単語ですが、その意味は「見る」や「眺め」「眺望」などです。
「view」は、やはり「見る」という意味よりも「眺め」「眺望」と言った意味の方が馴染みがありますね。
広大な景色を眺めると言った意味では、「see」に似ているので、「view a film」(映画を観る)という意味を持っています。
「意見」「考え」と言った意味を持つ
実際に目で見るという意味を持ちますが、目で見たことを「考察する」という意味もあります。
名詞では、「眺め」や「眺望」の他に、「見解」「考え」と言った意味があります。
viewを使った熟語には
point of view = 観点、視点
view A as B = AをBとみなす
などの意味もあります。
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まとめ
一言に「見る」と言ってもたくさんの単語がありましたね。
日本語だと、「見る」の一言をいろんな表現に使い回していますが、英語は使う単語が違っていて難しく感じますよね。
同じ意味だからと言って、どの単語でも良いというわけではないんですね。
これを機にしっかりと覚えてくださいね。
聞かれた時に答えられたらカッコいいですよね!