学生の長期の休みは大量の単語を覚える絶好期です!!
私の教室でも、日頃は単語暗記の宿題を出すと、やれ時間がないだの、部活で疲れているだのとのたまう生徒たちも、長期の休みは多少の時間があるのではないでしょうか?
単語暗記って、パッと見て読めると自分の中では書けると思い込んでいませんか?
「読める」と「書ける」はかなり違います。
なぜかと言うと、英単語には読まないアルファベットが含まれている場合があるからです。
書けると思い込んで、一回も書かずに試験に臨めば、そりゃ間違えますよ!
今回はキクタンをフル活用して、大量の英単語を覚える方法をご紹介します。
Contents
【キクタン中学英単語】でサクサク暗記するには?
ズバリ!神経衰弱です!
これなら小さい時から何度も遊んだことがあると思います。
もしご存知なければ〜何ですが、2対になったたくさんのカードを裏返しにして場に広げ、自分の順番の時に2枚ずつめくって同じカードを当てることができれば、自分のポイントになる〜と言うあのゲームですね。
私自身はかなり前から実行していた単語の覚え方です。
以前は、大きな画用紙に手書きで線を引いて、ハサミでチョキチョキ切ってカードを作ってから、単語と日本語を書き込んでゲームをしていたのですが、今は100円ショップで売っている情報カードを活用しています。
これを使えば、手間なしで簡単に単語カードが作れます。
こういうカードって、本当に重宝しますよね!
自分でカラフルにカラーリングすれば、立派なメッセージカードにもなるし、手紙を書くまでもない時の伝達カードとしても便利です。
覚えたい英単語と日本語をそれぞれのカードに書き込んだら、英語か日本語かのどちらかのカードの裏には印をつけておいた方がいいですよ!!
枚数がたくさんあるのに、英語と英語をめくるなんてミスは時間の無駄です。
せめてものヒントとして、「これは日本語カード」という意味で、何か目印を書き込んでおくことをオススメします。
ゲームをし始めたら、自分なりのアイデアも生まれてくるかと思います。
それを実行する楽しみも味わってください。
自分で考えた方法が効果的だった!!なんて感動が味わえるかもですよ。
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一度では覚えられない単語は何度も見る工夫が必要
単語は一度見たり読んだりしただけでは絶対に定着しません。
記憶には短期記憶と長期記憶があると言う話を聞いたことはありませんか?
リンゴが英語で「apple」だと知っているのは、この単語があなたの脳の長期記憶に定着しているからなんです。
だからなるべくたくさんの英単語を長期記憶に納めなければなりません。
そのためには、何度も同じ単語に英文の中で出会うとか、何度も繰り返し書いてみるといった作業が必要です。
もうこれ以上でも以下でもありません。
単語を一気に、しかも寝ている間に、知らぬ間に、楽して、あっと言う間に覚えられる!なんて話は絶対にありません。
なるべくたくさんの英単語を、何度も見ることになっちゃうゲームがあるのをご存知ですか?
みなさん、一度は遊んだことがあるアレです。
インプットしたらアプトプットしてみる
神経衰弱をすると、何度も同じカードをめくったりして、だんだん単語を覚えてきます。
全てのカードをペアにし終えたらアウトプットもお忘れなく。
普通の単語カードをめくるように、日本語から英語へ、英語から日本語へ、と自分の記憶を定着させるようにミニテストを行ってください。
遊び感覚でやっていたのに、意外とたくさん覚えていることを実感できれば、今後もやりたくなりますよ!
神経衰弱の前後に単語の発音を確認
神経衰弱をしながら同じ単語を何度も見ているうちに、自然と口から単語が出てくるようになります。
この時、気をつけたいのは正しい発音で単語を言う事。
ゲームをする前には発音の確認をしましょう。
神経衰弱をすると、全部は覚えられないまでも、かなり見覚えのある単語になっているはずです。
ゲームをした後も、キクタン独特のリズムに合わせたリピート学習をしてみてください。
きっと英単語が頭に浮かぶはず。そうすると単語を聞いても、その単語のカードが浮かんでさらに長期記憶に早く定着されるようになります。
まとめ
英語だけではなく、他の教科にも応用できそうですね。
苦手で面倒な暗記モノにはぜひ、神経衰弱をしてみてください。
神経衰弱は友達とやっても、もちろん一人でやってもOKです。
一人でやっているとちょっと寂しいですが、遊びであって勉強なので、そこは割り切ってやってみてください。