親に原因があると言ってもこれは遺伝子の問題です!なんて言っているわけではありません。
私が勉強できなかったら、きっとこの子も勉強ができないんだわ!
なんて、そんなことはありません。
昔からトンビが鷹を産むなんて言葉もあるように、親の不出来が子どもにも遺伝するなんて…
でも、もしそうだとしたら原因はやはり親のあなたにあるのですよ。
その事実をお伝えします。
普段から子どもに「勉強しなさい!」と言いますか?
もちろん、ありますよね?
ぼーっとテレビを見たり、漫画を読んだりしている我が子の姿を見ていると思わず言ってしまうこの言葉。
言われてしぶしぶ宿題をするとか、試験勉強をするなんて所詮うわべだけです。
一度、放っておきませんか?
やらされてる感が拭えない限り、勉強に身が入っているとはとても思えません。
宿題をしてなくて慌てたり、もしくはしないまま学校に行ってしまって叱られたりすることが時には大事です。
荒療法ですね。
親の叱る声はBGMのようにしか聞こえていないんですよね。
親が勉強する姿を見せたことはありますか?
子どもにだけ「勉強しなさい!」と言い放って、親はテレビ三昧。
なんてことありませんか?
小学生の間は、親が一緒に勉強をしてあげることが大切です。
勉強をしろ!と言われても、どうしたらいいのか解らない子どもが大半なのです。
普段から「勉強しろ!」と言われ続けている子が、言われたからといって、その瞬間からサクサう勉強するなんてことはありえません。
勉強のクセをつけるためには、親が勉強の仕方を教えてあげましょう。
ノートを開いて、漢字を何度も書かせて、毎日1ページは書こうねと言ってあげるだけでいいと思います。
算数は、ドリルを1日に2ページしようと決めてあげて、答え合わせを一緒にしてあげましょう。
勉強をしなさいと言う前に、一緒にしようね!という姿勢を見せてあげてください。
子どもが解けない問題を一緒に考えたことがありますか?
小学生の問題といっても、パッと見ただけでは解けない問題ってありますよね?
無い!と言い切れる方はいいのですが、難しいと感じている方はどうしていますか?
分からないから、放置!
これでは、分からない問題を子どもが自習して理解することは難しいです。
一緒に解いてあげることが大切。
でも、どうやって?分からないのに?
そう思ったあなたは、こっそりネットで問題を検索して見てください。
ネット検索したり、動画検索すれば必ず解き方が見つかるはずです。
そこで得た答えを、お子さんにあなたの言葉で教えてあげてください。
それでも見つからなかった時は、とにかく一緒に考えてあげることです。
その姿勢が大切。
結果、途中まで考えたけど結局答えが見つからなかった場合は先生に質問すると良いと言うことを教えてあげてください。
勉強しない子は、しないのではなく、やり方が分からない場合が多いのです。
答えを出すまでの道筋を見せてあげることはとても大切です。
まとめ
勉強が面白いと思えるためには、勉強して理解できる状態になった時です。
理解できない本をずっと眺めるなんてことは、誰もしないですよね。
子どもならばなおさらです。
理解できるようになるためには、「勉強しなさい」を繰り返すのではなく、一緒に勉強してあげることです。