King & Princeの平野紫耀くん。
イケメンなのに天然発言で大注目ですよね。
そんな彼も小学校の時に英会話を習っていたそうです。
だけど唯一覚えてた単語は、octopus(たこ)だけという話は、ファンの間では結構有名です。
なんでそんなことになるの?
レッスン代がもったいない!って、思ってしまいますよね。
ファンだから笑えるけど、親なら笑えな〜〜い!!
でも、大丈夫です。習った英語はきっと無駄にはならないはずです。
三つ子の魂百までとはよく言ったものです
英語教室に通っているけど全然英語を話したりしないし、今日何を習ってきたの?と訪ねても「忘れた〜」なんて答えしか返ってこない。
そんなお子さんって多いと思います。
小さい時に見たり聞いたりしたことは、記憶に蓋がしてある状態だと思ってください。
英語の動画を見たり絵本を読んだりしたことは、すぐに自分の英語力として口から発せられなくても、その後同じような英文を聞いた時に記憶の蓋が開くのです。
つまり、一度見たり聞いたりした英語に再び出会うことが非常に大切なのです。
小学生の時に記憶に蓋をされた状態の英文に再び中学で出会うと、今まで蓋されていた状態の記憶が開かれて理解度が深まります。
今習ってきたことを何も言わなくて、理解していないかもしれないと思い込むのは少し早いということです。
英語の経験値を上げるには?
ネットが普及していない頃には圧倒的に絵本が一番でした。
でも今はyoutubeにたくさんの英語教育関連の動画がアップされています。
英語だけを聞くよりも、動作と一緒に見た方が絶対に理解度が増します。
動画はシリーズで公開されているものが多いので、好みのものを探して視聴してみて下さい。
Super Simple Songsがおすすめです。
可愛い動画がたくさんあって、音楽も覚えやすくて楽しいですよ。
子どもの頭の中はわからないものです
理解しているのかしていないのか?
授業をしていてもさっぱりわからないことの方が多いです。
でも、突然大人がびっくりするようなことを発見したりするのが子どもですよね。
例えば、かぼちゃのことが気になった生徒がいました。
彼女は、食べるかぼちゃとハロウィンで飾るかぼちゃは違うのでは?と気づいたのです。
日本で食べられているかぼちゃのほとんどは「ウィンタースクワッシュ」と呼ばれるものです。
かぼちゃは「パンプキン」とテキストにも書いてあるのですが、「パンプキン」とは総してかぼちゃのことを言うわけではないようです。
つまり、ハロウィンで飾られているオレンジのかぼちゃのことこそ「パンプキン」と呼ぶのであって、かぼちゃならなんでも「パンプキン」ではないと言うことです。
彼女は「スクワッシュ」と言う名前も調べてきていて驚きでした。
考えていないようで、しっかりと英語に向き合っているのだと思わされた出来事でした。
平野紫耀くんもきっと英語を感じていたはず
Octopus(たこ)しか覚えていないと言う平野紫耀くんですが、きっと英語を習っていた時には色々考えていたことがあるはず。
そのことには蓋がされたままなのです。
彼がその後、進学するうちに英語の蓋を外したかどうかはわかりませんが、普通であれば何個かの蓋は外されているはずだと言うことです。
先ほどの「パンプキン」の話だって、調べた本人は覚えていても、聞くだけだった他の子どもは蓋がされているままです。
でも、今後英語を学習していくうちに蓋が外れる時が来るかもしれません。
教室では、よく絵本出てきた単語をノートに写す時があります。
その時に私が必ず言う言葉が「せっかく出会った単語だからノートに書こうね」と言います。
これからたくさんの単語に触れるわけですが、そのうちの何個かと今日であった訳です。
何も留意せずにスルーするのはもったいないですよね。なので、ノートに書いて蓋の下にしまうようにしておく訳です。
まとめ
分かっているいないようで分かっている。でも時々は本当にわかっていない(笑)と言うのが子どもですよね。
Octopusしか覚えていないと言われて、平野紫耀くんに英語を教えていた先生はどんな気持ちだったでしょうか。
私なら泣いてしまうかも(笑)
蓋された英語の記憶を外すのは本人しかできません。
これからたくさんの試験を受けるのに英単語をたくさん覚えなくてはならない時が来ても、実は蓋がされているだけですでに出会っている単語かもしれないのです。
英語の経験値を上げて、蓋をたくさん持ってくださいね!