小学4年生になると、中学受験を考え始める保護者の方も多いと思います。
我が子は勉強ができるタイプなのか、そうでないのかがわかってくる年齢でもあります。
それまではなんとなくテストの点数も取れていたのに、小学4年生なったら急に点数が悪くなっていた!なんてこともよくあることです。
ちょっとしたつまづきから勉強嫌いにならないように、しっかりとお母さんお父さんが関わる必要がある年齢だとしっかりと理解する必要がありますよ!
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成績の良い友達の話を自慢げにする
クラスの友達をなんとなく成績の良し悪しでランク分けしてしまうのが小学4年生くらいからです。
いつもテストで100点を取っているとか、漢検や英検の難しいレベルに合格したとかいう話を好んでします。
我が子がそんな話をしていると、親としては悔しい気持ちになってしまいますよね。
自分の自慢ならまだしも、友達の自慢話をされても喜べるわけがありません。
ここはお子さんのモチベーションをあげてあげられるチャンスにしてしまいましょう。
一生懸命頑張れば必ず合格できる
お友達だけが特別じゃなくてあなたも同じように自慢される人になれる
ということをきちんと教えてあげる必要があります。
特別な人だけが難しい試験に合格できるのではなく、あなたも必ずできるのだということを知らせてあげましょう。
お友達の話を自慢するように話すということは、きっとお子さんもそういう難しい試験に合格してみたいという興味があるのだということです。
知らされないと分からないことばかりの小学4年生
小学4年生という年齢は、目前にある中学受験をするというチャンスにも十分に間に合うし、もっと先の高校受験、大学受験に必要なやる気を持つのに最適な年齢です。
でも、お子さん自身は選択肢がたくさんあることに気づいてないことが多いです。
英検を受験してみよう。
漢検を受験してみよう。
そろそろ塾に行ってみよう。
中学受験をするとこんな学校にいけるよ。
と言ったことをきちんと話し合う必要があります。
知らされなければ、まだまだ遊びたい年頃。
やりたいことのほとんどは友達と遊んだり、テレビを見たり、ゲームをすると言ったことです。
勉強をしなさい!と言い続けるだけでは、まだまだそんな誘惑に勝てない年頃です。
その反面、将来の話やなぜ勉強するのか?と言った話題にも聞く耳を持ち出す年齢です。
小学4年生の親もとても忙しい年齢
小学4年生といえば、学校生活にも慣れてくる年齢ですよね。
宿題のある生活にもなんとなく慣れて、それなりにこなせていることでしょう。
そんな年齢だからこそ、親がつい放置してしまいがちです。
それもそのはず、親も小学4年生のお子さんの他に兄弟がいたりすると、いろんな場面で送り迎えに追われていたりしますよね。
しかも、お仕事を始める方も多いはず。
送り迎え、お仕事、家事と毎日目が回るくらいに忙しい頃です。
それほど手がかからなくなる小学4年生のお子さんのことは、学校に任せっぱなしにはなっていませんか?
今こそ、時間を作ってしっかりとお子さんの将来について話し合いをするべきです。
その時に、あなたにはこれだけの選択肢があるのだ、ということをしっかりと伝えるべきです。
小学4年生のお子さんとの会話を大切に
自分の小学4年生の頃を思い出してください。
親とたくさん会話をしていた思い出が残っているでしょうか。
実は私は、あまり思い出がありません。
やはり両親とも仕事で忙しかったし、家に帰ったら親がいなかったという思い出が強いです。
いわゆる鍵っ子だったので、家に帰ったら友達が遊びに来るか、一人で遊んでいた記憶したありません。
当時、私は家にたくさんあった洋楽のレコードにハマっていて、家に帰るなり宿題もせずにレコードをかけて英語の歌詞を真似していました。
そのうち、もっとはっきりと聞くためにはどうしたらいいのか?と考え出し、ヘッドホンならもっと大音量で聴いても近所迷惑にならずに聞くことができる!とか、そんなことばかり考えていました。
それなりに自分の時間を過ごすことができていたんでしょうね。
でも、そこに親とたくさん将来のことについて話した記憶はありません。
友達の中には中学受験をして、中高一貫校に進んだ人も数人いましたが、今考えるとそういう家庭では将来の話し合いが小学4年生頃にされていたのだと思います。
ぜひ、今お子さんが小学4年生ならば、少しの時間を作ってたくさん会話をしてください。
まとめ
友達と自分を比べ出す年齢である小学4年生。
あの子の方が可愛いものをたくさん持っているとか、大きな家に住んでいると言った話をお子さんから聞いたことはありませんか?
大人にとっては重要ではない話ですが、子どもにとっては大きなことなんです。
人のことを羨んでばかりの子どもに育って欲しくないと思うのは、どの親も同じです。
それならば、たくさん会話をして親子の関係性を強めてください。
チーム家族を作って、お子さんにもその一員であるという自覚を持ってもらいましょう。
そして、あなたには選択肢がたくさんあるし、選ぶものに対しては応援してあげるという言葉をかけてあげてください。