BBカードはトランプのようにたくさんの遊びをしながら文章を覚えると言う英語教材です。
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ビンゴゲームや七並べといった小学生向けのゲームもあれば、ポーカーをしながら時制の勉強をすると言う変わり種の使い方もあります。
ポーカーが英語学習にどのように使われるのか興味ありませんか?
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BBカードを使ってポーカーをしながら時制の勉強も!
ポーカーと言うと、52枚のトランプを使いますよね。BBカードでは、16枚のカードで遊びます。BBカードのダイヤのカードには、現在形、過去形、未来形、完了形が含まれています。
その時制に分けたカードで、ワンペア、ツーペア、スリーカード、ロイヤルストレートフラッシュとします。
ルールはトランプと全く同じで、配られたカードに対して一回だけ好きな枚数を交換することができます。
例)現在形×2、過去形×2でツーペア
現在形、過去形、未来形、完了形それぞれ1枚ずつ揃ってロイヤルストレートフラッシュ、といった感じです。カードが4種類しかないので、フルハウスは無しということになります。
完了形を見抜くことがポーカーが出来る条件
ダイヤのカードの中には完了形の文章がついているカードが1枚だけ含まれています。1枚しかないので、「仲間はずれカード」として生徒にそれがどれかを当てさせるのですが、これがポーカーで遊べるようになるボーダーラインになります。
特に小学生は完了形という文法の存在すら知らないので、日頃ゲームをしながら聞いている日本語訳から判断することになります。
BBカードを使ってのレッスンでは、過去形だの現在形だのと説明は一切しません。この「仲間はずれカード」探しをすることで、日本語訳の語尾が「〜します」「〜しました」「〜するでしょう」などと区別されていることに気づきます。時制があることに気づくと、大抵の生徒は「これって昔のことなんだ〜」と言ったりします。
ポーカーがしたいために文章を覚える生徒も
文章を覚えていた方がゲームの展開が早いと気づくと、生徒たちは一生懸命に覚えようとします。遊んでいるんだけど、実は勉強していると言う状態です。しかも、小学生で時制の勉強を自らしているわけです。BBカードとは不思議な教材だと思いませんか?
まとめ
小学生は遊びのためなら全力を出しますよね。BBカードを使って毎回するビンゴゲームも、マンネリ化しないようにカードのめくり方にさえ工夫をしようとします。
いかに高得点をゲットすることができるかを考えて、その通りに実践してみたり、相手の邪魔をしてみたりして楽しんでいます。BBカードを使って教えている先生もいろんなゲームを考案しています。
これからもたくさんのゲームで授業ができることを楽しみにしています。