幼稚園・小学生低学年で英作文なんてまだ無理!なんて思っていませんか?
私のクラスでは本当に少しずつではありますが、BBカードを使っての学習で英作文の土台作りをしています。
今回はその方法についてお伝えします!
この記事を読むとわかることはこちら↓
一歩ずつ進んでいる実感がある英作文への道
幼稚園・小学生クラスでもかなりBBカードのセンテンスがスラスラ言えるようになってきました。
BBカードのを使っての学習法に関する記事はこちら↓

年齢がまだ低いので気分的に乗らない日や、ふざけてしまって授業にならない日もたくさんありますが、やはり継続は力だと実感しています。
センテンスをリピート(お手本通りに繰り返すこと)してくれなくて、これはただカード遊びをしているだけだとガッカリすることも多かったです。
でも、私が毎回センテンスを聞かせることで、耳からはしっかり覚えていたわけですね。
小さい子どもは遊ぶ事が大好きですよね。
どうしてもセンテンスを言ってくれないときは、センテンスの一部だけを言って続きをなかなか言わないなどして焦らしてみるんです。
すると、つい子どもから続きを言ってしまう…なんて事がしばしば起きます。
スポンジのようにたくさんのことをすぐに吸収してしまう幼稚園・小学低学年の子どもにとってBBカードのセンテンスを覚えることなんてあっという間なんですね。
センテンスをうろ覚えの状態でも大丈夫?
BBカードには64のセンテンスがあります。
聞いたら直ぐに言えてしまうような簡単なものから、大人でも言いづらいちょっと複雑なものもまだ色々あります。
まずは簡単なセンテンスから単語の置き換えをして英作文の楽しさを味わってもらいます。
幼稚園から中学生までしっかり使えるBBカード。関連記事はこちら↓

BBカードは学習が進むと、センテンスを品詞に分けて文法を勉強します。
幼稚園や小学低学年ではまだまだ文法学習に入らないんですが、不思議と言われた単語を定位置にちゃんと入れて作文をするんですよね。
そのカラクリは、実はBBカードの学習では英語のセンテンスを言った後に日本語で意味を確認する作業があります。
例えば
Betty Botter bought some butter.
ベテイボターさんはバターを買いました。
という文章で、授業では英語だけをいうんですが、言った後に「ベテイボターさんは何を買ったんだっけ?」と何度も確認するわけです。
すると子どもたちは「バター!」と、答えるわけですね。
なので、「じゃージュースを買ったら?」と問いかけると、バターのところをジュースに替えればいいんだと気づきます。
Betty Botter bought some juice.
と、答える事が出来るというわけです。
もっと発展させて、「じゃーお母さんがジュースを買ったら?」とか、「〇〇ちゃん(生徒の名前)がお茶を買ったら?」などなど展開させていくわけです。
そうするとグッと英語を使っている感じがしますよね。
インプットもアウトプットもBBカードで簡単にできる!
先生が入れ替える単語を与えるのではなく、生徒が自分で考えて言葉を探すことも非常に大切ですし、楽しい作業です。
言葉を思いついたらそれを英語のセンテンスに組み込むわけですから、もちろんその言葉を英語で言わなくちゃいけませんよね?
柿ってなんて言うんだろう?
寿司って英語でなんて言うの?
などなど、例を挙げればキリがありませんが、当然身の回りのいろんな言葉を思いつきます。
その時に新出単語としてみんなで柿の単語を覚えたり、寿司は実は日本語のままでも通じるんだよ!なんてことも覚えたりします。
単語を確認したらすぐにBBカードのセンテンスに入れて言ってみるんです。
つまり、インプットしたらすぐにアウトプットするわけですね。
しかも自分で「なんて言うんだろう?」と思った単語だから覚えるのも早いです。
興味を持つことがとても大切だとわかりますね!
まとめ
幼稚園・小学生低学年クラスでは、いつもいつも完璧な授業はできません。
その日の体調やら気分で全く授業にならないことも多いです。
そんな時はみんなが好きな英語の絵本動画を見たり、歌の動画を見たりします。
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翌週にはBBカードでしっかりと学習ができたりするので、気長に取り組むことが大切ですね。
BBカードの授業にご興味がおありでしたらぜひ私の教室に遊びに来てくださいね。