2020年に小学校で英語が本格的に授業としてスタートしますよね。今までのように経験として英語を学ぶのではなく、きちんと教科科されるので、当然成績として評価されるようになります。
そこで、慌てて英語教室を探す保護者の方も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!!英語教室に行くことが得策とは言えませんよ!
まずは、自宅で英語を学習することを考えてみませんか?
今回は、2020年の英語の教科科に向けて「自宅で英語を学習する方法」についてお伝えします!
まずは絵本から・・・定番の多読が一番な訳とは?

文章はいくつかの単語で構成されています。大切なのは単語一つ一つを覚えることですが、その単語が文章の中でどうやって使われているかを覚えることが一番大切です。絵本を読みながら英語の文章のリズムを覚えることから始めましょう。
オススメの絵本は、〈オックスフォードリーディングツリー〉Oxford University Press Oxford Reading Tree Stage 1 First Words (Book Only)です。定番の絵本なので、ご存知の方も多いと思います。この絵本はシリーズになっており、一番最初のステージ1では単語数が1ページに1語か2語程度しか出てきません。
何度か読んであげているうちに、お子さんも単語を覚えてしまって、絵本を自分1人で読めるようになります。このことが非常に大切なんですね。「英語の本を自分で読んでいる!」という感動を味わうことができれば、英語への興味がぐっと深まります。
自分自身で英語を読むことができて嬉しいと感じる体験は、ぼんやりとガイド付きの海外旅行をするよりもずっと英語に興味が持つことにつながりますよ。その体験をするにはまずは簡単な単語だけの絵本から徐々に文章になっていくものを選ぶといいですね♪
CD付きの絵本なら英語が苦手なお母さんでも大丈夫!
まずはお母さんが絵本を読んでお手本を示してあげたいところですよね。
でも・・・

英語が苦手だし、発音もよく分からない・・・

正しい英語を聴かせないと、変な癖がついてしまうかも?
なんて、心配されるお母さんも多いですよね?
英語の発音は、正しいものを聞いた方がいいに決まっています。そんな時にはCD付きの絵本を選んでください。送料無料!英語多読教材におすすめのリーダー!【Oxford Reading Tree Special Pack ORT トランクパック A (Stage 1 More First Words, Stage 1+ First Sentences, Stage 2, 3, 4 Stories Packs) 5 CD packs】
これなら、ネイティブの正しい発音が身につきます。お母さんはただ一緒にページをめくるだけでOK!お子さんのスポンジのような吸収力に驚くはずですよ!
音声があればお母さんやお父さんが忙しくても、1人で読み進めることができます。遊び感覚で楽しみながら読み進めれば良いと思います。ただし、毎日絵本を読むことが大切です。お子さんの自主性に任せるよりは、保護者の方が読みたくなるような空気づくりが必要ですね!
毎日絵本が読めたなら英語教室は必要ない!
絵本はいちばん身近な【英語の先生】です。可愛いキャラクターと楽しい物語があれば、面白く〈自宅で英語で学習をする〉ことができますよ。週に1度か2度程度の英語教室でのレッスンよりもかなり効果が期待できるはずです。

英語学習を効果的にするためには、お子さんが英語に興味を持つことが大切です。やる気もないままに英語教室に通ったところで、月謝を無駄にするだけです。ゲームをして歌って踊って、結局はそれだけだった・・・なんてことも少なくありません。
絵本嫌いでも大丈夫!動画も効果がありますよ!


うちの子は絵本があまり好きじゃないみたい・・・どうしよう?

絵本を読んでいても落ち着かなくて興味がなさそう・・・
お子さんが誰しも「絵本好き」というわけではありません。中には絵本にあまり興味を示さないお子さんもいますよね?そんな場合は、youtubeなどの動画サイトを利用しましょう。「英語、絵本」と検索してみてください。たくさんの動画がヒットしますよ。
もちろんネイティブの発音で音声が聞けますし、効果音なども入っているものも多いので、楽しく英語の動画を見ることができます。お子さんが一番興味を示しやすい方法で英語に触れるといいですね!
動画ばかり見せていると良くないのでは?
『テレビや動画に子守をさせるのは良くない!』と心配する保護者の方も多いでしょう。確かに何時間も見せておくのは、いくら英語の動画と言えども関心しませんよね。やはり、時間を決めて見せるのが望ましいです。
ただ、お子さんが「観たい!」と言った時には、これも時間を決めて1日に何回でも観せてください。10分程度観たら休憩・・・と言った感じでルールを決めて観せてあげるといいですね。
できれば英語の字幕付きの動画を選びましょう!
音声と動画だけでは不十分です。やはり少しでも英文を見ることも大切ですよ。動画には英語の字幕がついているものがあるので、できれば字幕付きを選びましょう。youtubeは字幕設定できるので、字幕がついていない場合はご自分で設定してくださいね。
英語が読めなくても、英文を音声と一緒に見ることは英文法を覚えるためにも大切なことです。お子さんは「この発音の時はこの文字が出てくるな」と言った感覚で少しずつ英単語を覚えてしまいます。
毎日の積み重ねは大きな結果を生みます。最初はうまくいかないと思っても、続けてみることが大切です。無理強いはいけませんが、ある程度「これはやらないとダメなんだな?」という空気づくりも大切ですよ。
英語の絵本を読むことで自然と文法を身につく

絵本で少しずつ長い文章を読み進めると、自然と英文法も身についていきます。特に説明しなくても、「do」「does」の使い分けができたり、「is」「am」「are」の違いを理解することができます。
中学生の時に授業で叩き込まれた五文型も理解することができます。なぜかというと、知らず知らずに英語の絵本で、英語の語順を正しく読んでいるからです。日本語で説明を受けても良く理解できなかった、あの5文型を苦労なく身に付けることができますよ。
英語は5つの文型で全ての表現をして、単語の並びも決まっています。その点では日本語の方が難しいわけです。英文を読むことに慣れていくと、並びが違っていると違和感があるし、「なんか変?」となるわけです。
好きな絵本は覚えてしまうまで読み込みましょう!
オックスフォードリーディングツリーの簡単な英文ならすぐに覚えてしまいます。むしろ覚えているから読めるのです。年齢の低いお子さんの場合、英文を読んでいるというよりも英文を覚えているということですね。
英単語を指でなぞりながら読んでいても、実は単語を覚えているわけではないのです。単語を形として覚えているか、お話の全てを覚えていているかのどちらか・・・かもしれません。でも、それで言い訳です。大事なのは絵本を覚えるまで読み込んでいるということです。
絵本を覚えるまで読み込むということは、自宅で毎日きちんと読むことが大切です。覚えるのも早ければ忘れてしまうのも早いから、毎日読んで脳に定着させましょう。
英語教室に通うより自宅での毎日の絵本の音読が大切!
英語教室に通っていても、家では全く英語に触れなければ、何も身につきません。高い月謝を払って無駄にするのなら、絵本を買って毎日読む方が絶対に効果がありますよ。
「英語教室に通っても全く喋れるようにならない!」と疑問に思う保護者の方は多いですが、答えは簡単です。英語に触れる時間が圧倒的に足りていないからです。
また、お子さんにあったレベルの絵本を選ぶことも大切なことです。簡単すぎても面白くないし、難しすぎても読む気になれません。初めて英語の絵本を読むのであれば、1ページに単語1語か2語が書かれているような物を選んだ方が絶対にいいですよ。
楽しみながら英語の絵本を読み進めてくださいね!