英検3級からライティングテストが実施されます。
英作文できになる点というと、スペリングミスや文法ミスの次いで語数が足りているかどうかです。
英検3級なら25語〜35語
準2級なら50語〜60語
2級なら80語〜100語
と、指定されています。
級が上がるにつれて、英作文にかけられる時間も限りがあるので焦りますよね。
☑もし、字数が足りなかったら?
☑もしかして0点になっちゃうの?
なんて心配も浮かんできます。
そこで今回は英検てのライティングテストで文字数が足りなかったら0点になるのか?にという疑問についてお伝えします。
Contents
語数が足りないと減点されるの?
英検のライティングで語数が足りなくても、0点にはなりません。
試験での採点ポイントとしては、
☑文章構成
☑文法
☑語彙(ごい)
☑内容
以上のポイントを各4点ずつ(計16点)で構成されています。
例えば、語数が20語足りなかったとします。
そうすると、「文章構成」か「内容」で半分くらい減点されてしまいますが、0点ということはありません。
0点になる場合もある!それってどんな時?
もちろんライティングテストで0点になる場合もあります。
それは、試験用紙にも明記されています。
例えば、準2級の問題用紙には・・・
解答がQuestionに対応していないと判断された場合は、0点と採点される場合があります。
と、あります。
語数が足りないことで0点となることはないということですね。
2級の試験問題には・・・
語数不足・超過で0点になるとは書かれていません。
と、書かれています。
つまり、語数オーバーしてしまっても0点の心配はないということです。
文章が思いつかなかったらどうしたらいい?
英検のライティング問題で、何を書いたらいいのか分からなくなってしまう・・・という人が多いですよね。
何を書いたらいいのか?ではなく、何だったら英語でかけるのか?と考えた方が良いですよ。
そもそもテストなんですから、実現的なことを書く必要は全くありません。
それよりも英語で書ける内容に答えを合わせれば良いのです。
例えば2018年第3回で英検準2級のライティングで出題されたのがこちらです。
Do you think it is important for students to learn how to give presentations at school?
という問題が出題されていました。
準2級の場合、答えとそれに対する理由を2つ書きます。
解答例は下記の通りです。
Yes, I think so. First, if students make presentations at school, it will be easier to make speeches in front of other people. It will be very useful when they start working in the future. In addition, they can learn computer skills. When making presentations, people usually use computers. Therefore, they will get better at using computers, too.
58語ですね。
準2級の解答の雛形としては・・・
Yes, I think it is important for students to learn how to give presentations at school.
(No, I don’t think it is ….)
First, …
Second, …
For these reasons, …
の形で書いていきます。
解答例を見ていると、こんな文章絶対に思いつかない!という気持ちになります。
英検の英作文は、減点法なので文法的に間違えていなければ減点できません。
もちろん、質問と全く違うことを書いていては0点になってしまいますよ。
私なら、もっと簡単な文章を書きます。
Yes, I think so.
First, I want to be a teacher in the future. Teachers always speak in front of their classes.
Second, I want to be a good speaker at school. So, I have to practice giving presentations in front of my classmates.
For these reasons, learning to give presentations at school is important for students.
こんな感じでしょうか。
For these reasons, 以下の文章は質問文を書き換えただけです。
なるべく簡単な文章で書くことがポイントです。
解答例にあるような小難しい文章を書く必要は全くありません。
文章も短くて大丈夫です。
合わせて読みたい英検準2級のライティングを中2で挑戦!語数が足りない時はこの方法で
字数が足りなくなってしまったら”QUESTION”を活用しよう
上の例では、I think so. で終わっていますが、文章がどうしても思いつかない場合は、
Yes, I think it is important for students to learn how to give presentations at school.
と、”QUESTION”の文章をそのまま丸写ししてしまいます。
ただし、冒頭で”QUESTION”の文章をそのまま丸写ししてしまうと、解答例のように最後にまた同じ文章を書くのは危険ですね。
こちらをもっと違う表現に変える必要があります。
なので、冒頭の文章を考える方が簡単なのか?最後の文章を考えるのが簡単なのか?はあなた次第ですね。
まとめ
英作文は、難しい文章を書けば点数が良いのではありません。
間違わないことが大切です。
単語のスペリングも、怪しいと思ったら違う単語に言い換えることが大切です。
そのためにも、試験本番までにたくさん練習をしておきましょう。
単語にしても、文章にしても言い換えをする引き出しをたくさん持っておくことが重要なんです。
つまり、最短で合格する方法はなく、日頃からの積み重ねの学習がとっても大事なんですね。
レベルに合った英文をたくさん読んで、しっかりと単語を覚える・・・という地道は努力が必要です。