英検準2級のレベルって?どんな問題が出るの?英検準2級徹底解説!

英検

英検準2級は、高校2年生レベルの単語や文法が出題されることから、高校生での受験が目立ちます。

でも、最近は高校受験までに取得する人も増えてきています。

小さい頃から英語教室などに通っている成果が出てきているのでしょうか。

幼稚園や小学生の5級受験も増えてきていますが、英検準2級は英検の全7階級の中で受験者数が2番目に多い階級です。

小・中学生での受験となるとそのレベルが気になりますよね。

この記事を読むとわかること
☑英検準2級はどのくらいのレベル?
☑英検準2級ではどんな問題が出るの?
☑何問正解すれば英検準2級に合格できるの?

今回は英検準2級の試験内容について詳しくお伝えします。

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英検準2級はどのくらいのレベル?

高校入試を基準に考えると、英検準2級まで取得して高校入試に臨むと、私立高校の受験では加点がある場合があります。

英検3級から内申書に書けるレベルに達するので、英検準2級となると十分に評価されるレベルと言えるでしょう。

小・中学生にとっては少し高いハードルとなるわけですが、それでも英検準2級のレベルとは、日常生活に必要な英語が話せるレベルです。

ようやく日常生活の会話レベルに達する感じで、海外留学するには少し語学力が足りない程度のレベルになります。

社会人が入社試験の履歴書に「英検準2級取得」と書いても、ちょっと弱いですね。

英検3級まではなんとか合格できるけど・・・

例えば、英検3級まで取得している小・中学生が、次に英検準2級に挑戦するときに感じるのが、「知っている単語が少ない」ということです。

英検3級までは、「学校では習っていないけど、なんとなく知っている単語」があって、問題を解くときも「勘」が働きやすいのです。

それが英検準2級の勉強を始めた途端に、「知らない単語だらけ」の世界に連れ込まれてしまいます。

先生の和訳を聞いていても、どの単語のことを言っているのかさえ理解できない状態になります。

英検の階級が上がるときに、ハードルの高さを感じる時が度々ありますが、英検3級から英検準2級に移行するときも、やはりそれを感じてしまいます。

でも、大丈夫ですよ!

工夫と気持ちの持ちようで、得体の知れない難しい単語も覚えらることができます。

つまり、興味を持つということです。

英検準2級レベルは、初級の日常会話レベルなので、あなたが普段日常で使っているような言葉の表現がたくさん出てきます。

例えば、

「明日晴れたら行きます。」とか「もっと勉強しておけば良かった!」とか、そんな表現が出てきます。

これを英語でいうと

If it’s sunny tomorrow, I will go.

とか、

I should have studied more.

と、英語で言うわけですが、これを覚えるのではなく、今使ってみるということです。

なんとなくこんな感じのことを、あなたも日々つぶやいていませんか?

考えようによっては、英検3級までは教科書に載っている超基本的で面白みのない会話だとしたら、準2級は「今すぐ使える英語」ということになります。

英検準2級ではどんな問題が出るの?

英検準2級は、筆記75分、リスニング25分で試験が行われます。

合計100分という長丁場です。

さらに、一次試験に合格した後には、二次試験で面接を受けなければなりません。
3級を取得している人にとっては、2回目の経験となりますね。

2017年に試験内容の改正が行われて、筆記試験の中から語句整序問題が削除されました。
その代わりに、ライティングテストが導入されています。

こちらも3級と同様です。


具体的には、英検準2級の試験ではどんな問題が出るのでしょうか。

高校2年生終了程度というと、仮定法や不定詞、分詞構文、関係代名詞、比較、助動詞+完了形などが出題されます。

これだけ見ても、なるほど日常会話の基本的なところは網羅されている感じです。

つまり、準2級以降の階級の基礎となる試験というわけです。
ということは、3級からは一気にハードルが上がり、ここからが本スタートとも言えます。

ただ、先ほども言った通り、文法的に難しい問題は出題されていません。

過去問をしっかりとこなして、傾向がわかればそれほどハードルが高い試験だとは思わなくなるはずです。

英検準2級はTOEICでいうと何点?

最近は、学生でもTOEICで自分の英語力を測る人が増えています。

合否がなく、企業などでも一般的なので、TOEICの点数の方が自分の英語の実了を伝えるには分かりやすいこともその理由の一つですね。

英検準2級は、TOEICでいうと300-490点レベルになります。

点数の幅が広くなっていて分かりにくいのですが、400点までが「英語初心者」400点以上が「英語中級者」ということになります。

つまり、満点に近ければ近いほど「英語中級者」となるわけです。

何問正解すれば英検準2級に合格できるの?

英検準2級の一次試験は83点満点です。

そのうちの6割正解となる49点が合格ラインです。

合格ラインは、その試験によって難易度が異なるので、若干変動があります。

目標点としては、全体で54点 / 83点です。

リーディング合計の目標点は18点 / 37点

ライティング合計の目標点は9点 / 16点

リスニング合計の目標点は27点 / 30点を目指しましょう。

まとめ

まずはしっかりと単語を覚える作業から始めましょう。

単語を覚えるのに近道はありません。

受験すると決めたら、毎日コツコツとひたすら覚えてることです。

文法は、難しいものは出題されません。

一通り、出題される文法の例文を読んでおくといいですよ。

理屈で覚えるよりも、「英語だとこんな風に表現するんだな」という興味を持って準2級レベルの文法に触れてください。

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