英検の2次試験は合格率が高いって本当?不合格になる人の原因は?

英検

英検3級からは2次試験が実施されます。

英検の2次試験は英語による面接です。

そう聞くと、すごく緊張してしまいますよね。

でも、実は英検の2次試験の合格率って高いと言う噂があります。

それって本当なんでしょうか?

マークシートでコンピューターが合否を弾き出す1次試験と違って、2次試験は試験管とのやりとりで採点されます。

この記事を読むと分かること

☑実は英検の2次試験の合格率は高いって本当?

☑2次試験で不合格になってしまう人ってどんな失敗をしているの?

☑試験管によって採点法が違うの?

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実は英検の2次試験の合格率は高いって本当?

確かに英検2次試験の合格率って高いですね。

次の級に自信を持って進んでもらいたいと言う協会の意図があるようです。

例えば3級の2次試験は受験生の90%以上の人が合格します。

とにかく沈黙しなければ、点数がもらえるようになっています。

3級と言えば、中学3年生終了程度のレベルなのですが、それでも面接では中1レベルの会話でも十分に合格できます。

準2級や2級の面接にしても同じで、一つ下の級のレベルの単語が理解できれば合格できます。

問題集や過去問の解答例は難しすぎる

2次試験対策に市販の問題集や、エイケン公式サイトの過去問を参考にされる方も多いと思います。

1次試験に合格してからの数日間で問題集レベルの解答をすることは難しいです。

文法も単語も、同レベルのものが使われていますし、言い回しも難しいです。

あの解答を見て、本番で同じように答えようとするとかなり緊張して失敗する可能性があります。

それよりも、自分自身で絶対に文法的ん間違えないと思えるレベルの英語を使うことです。

自分で答えたいと思ったことを、出来るだけ簡単な英語に変換する練習をしてください。

文章は短めに、簡単な単語と文法でも言いたいことが英語で表現できるように、英語の引き出しを増やしておくことが必要です。

英語の引き出しを増やすとは?言い回しの数を増やすと言うことです。

例えば、次の日本語を英語にするとき、あなたならどんな風に英訳しますか?

例文

私は、週末いつも朝早く起きて犬の散歩に行きますが、たまにはゆっくり寝坊したいと思っています。

これを英訳するとなると、どんな英文が浮かびますか?

解答例

I get up early in the morning every weekend.
Then I take a walk with my dog.
I think I want to sleep in the morning sometimes.

文章を長いまま訳そうとせずにブツ切れ状態で訳します。

日頃から簡単な英語表現を使うように意識する

例えば、「花に水をやる」とか「箱を持ち上げる」といった日常によくありがちな表現を英語で言えますか?

「花に水をやる」は、 watering flowers.

「箱を持ち上げる」は、lift the box.

すぐには思いつかなくても、聞けばなんとなく理解できる表現です。

こんな風にあなたが毎日やっている動作を英語で表現してみると、机に座って勉強せずとも、どこででも英検の2次試験対策ができます。

起きてから寝るまでの英語表現1000」はオススメです。

あなたの生活に沿った表現が掲載されているので、興味を持って読み進めることができますし、すぐに日常で使うこともできます。

英検の2時試験対策にはぴったりですよ。

どんな時に不合格になるの?

落ちる人の原因はさまざまあります。

沈黙してしまって減点された人や、質問の内容に沿わないことを答えてしまった場合、態度に問題があったりと要因はたくさんあります。

会話であれば、多少文法が間違っていても、語順が違っていても通じることはあります。

でも、面接は試験なので正しい文法を使わなければなりません。

難しいことを言えば点数がもらえるかもしれないと思って、とにかくたくさん単語を言ってみたり、長い文章を話そうとしても間違えていれば減点対象になります。

決して流暢に話す必要はありませんが、何を聞かれているのかをしっかりと理解しているかどうかが採点されます。

態度で減点されるのは本当にもったいない

採点内容に「アチチュード(態度)」という項目があります。

試験管は受験生の態度についても採点しているわけです。

今までに私の教室で経験した例としては、「一度も試験管と目が合わせられなかった」という生徒がいました。

非常に真面目な生徒で、音読も応答もしっかりとできていたのですが、アチチュードの点数が1点だったので不思議に思っていると本人から「目を合わせられなかった」と申告がありました。

確かに、向かい合っている相手が一度も自分の目を見ずに話をしていたら、おそらくあまり良い気持ちにはならないかもしれませんね。

非常に残念な結果でしたが、仕方がありません。

次の試験までに練習したことは、話の語尾を言う時だけ、ちらっと目を見る練習をしました。

全く見ないよりはマシだと考えたからですが、その練習の成果があったのかはわかりませんが、次の試験には合格できました。

面接は話す相手がいることですから、マナーも大事になってきます。

Have a seat. と言われて、黙って座ると、やはり良い気持ちはしませんよね。

必ず、Thank you. と言うことが必要です。

動作一つ一つに何か言葉を添えなければならないと思った方が良いです。

黙ってカードを受け取ったり、黙って部屋に入ったり、黙って座ったりすることはしてはいけません。

面接官によって採点に違いがあるの?

採点の違いはないことを期待しますが、人間同士なので多少は態度に対して好き嫌いがあるかもしれませんね。

こればかりは試験管本人が感じることなので、なんとも言えません。

採点基準は統一されており、受験生の良いところを見いだしながら採点をするのが面接官のお仕事です。

部屋に入ってみて、無表情で、いかにも怖そうな先生が座っていたとしても、あなたがきちんとした態度で、しっかりと正しい答えを話すことができれば問題ありません。

色々な噂はありますが、人間同士というのは鏡で写しあっているものですから、にこやかに応答をしていれば、強面の先生も気持ちがほぐれるのだと思いますよ。

まとめ

緊張してしまうと、いつも通りの実力が出せなかったり、思うように話せないといった状態に陥りがちです。

試験の内容を友達や家族に話して聞かせてあげよう!くらいの気持ちで臨んで下さい。

平常とは違った空間を体験するわけですから、どんな瞬間も楽しんで受験してみてくださいね。

昔から、緊張しそうな時は相手をかぼちゃだと思えばいい・・・なんて言いますが、まさにそうです。

偉そうな態度で座っていても同じ人間です。

必要以上に緊張することはありませんよ。

ぜひ、準備してきたことを精一杯発揮できるように頑張ってくださいね。

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