英検の勉強で一番面倒くさいのは単語の暗記ですよね。
文法も説明聞いていると分かりづらくって厄介です。
それ!どちらも音読が解決してくれます。
特に!
☑小学生で英検3級まで合格したいと思っている
☑部活や学校の課題が大変で英文法の説明を聞いていると眠くなる
☑とにかく英検の勉強は眠くなる!!
という方には音読勉強法はかなりオススメです。
英検の単語の勉強には例文を音読
英検の単語の勉強をするときには、書いて覚えることはしなくて大丈夫です。
むしろ、それをしていると時間の無駄。
それよりも音読をしてなるべくたくさんの英単語に触れるようにすることが大切です。
単語の勉強用に単語の本を買うと思うのですが、ただ単語が羅列してあるものよりも単語と一緒に例文が書かれているものを選びましょう。
定番の「キクタン」は付属の音声教材が「英語→日本語→英語」の順番に読み上げてくれるので、それをリピートしながら覚えられます。
できれば音声を再生するときは倍速にしたほうがいいですね。
それはたくさんの英単語に触れるためです。
10個の英単語を覚えるまで繰り返すより、覚えられなくても100個の英単語に触れることの方が効果的です。
英単語を覚えるときには、単語単位ではなく、英単語の本単位で繰り返すようにしましょう。

必ず正しい発音で、自分でも単語を読みながら覚えることが一番です。
フォニックスが分かっているとさらに効果的です。
目と口が単語を覚えてくれます。
音読するにはCDの音声をシャドーイングするとなお良し
CDの英文を聴きながら英文を復唱するので、リスニング力も高められます。

ただテキストを音読するだけの勉強は本当に単調で、退屈です。
色々と読み方に工夫が必要です。
音声の再生速度を変えみたり、本を見ながら読んだり、見ずに読んだりといろんな方法を試してください。
最終的には、その文章を覚えてしまうまで読むのが目標です。
シャドーイングすると、発音もネイティブの発した英文をそのまま真似て復唱するので正しく覚えられます。
音読嫌いの小学生もシャドーイングなら「完璧!」と言ってくれた
私の教室にとにかく英文をリピートすることが嫌いな生徒がいました。
リピートとは「繰り返す」という意味で、私が英文を読んで、その後に同じ文章を生徒が読むという練習法です。
シャドーイングとどう違うの?
と思われるでしょうが、これ、全く違います。
私が読んでいる間、生徒ってちょっとぼんやりする時間ができてしまうんです。
なので、私が読み終わったことも気づかずにいることもしばしば。
でも、シャドーイングなら私が言った英文の単語ひとつひとつを即座に真似して言わなくてはならないので集中します。
これ、とっても大事ですよね。
英文をリピートした後と、シャドーングした後とでは記憶の度合いも違っています。
シャドーイングした後は、単語テストの点数も上がっているんですよ!
それまでのらりくらりと英単語に取り組んでいたその生徒も、思わず
「完璧〜〜!」
と、つぶやいていました(笑)
それだけシャドーイングの時は集中しているということがわかりますよね。
小学生は身の回りにおもちゃがいっぱい
小学生にとっては、文房具だっておもちゃになってしまうんです。
最近は、おもちゃなんだか文房具なんだか分からないようなものを持っている生徒がたくさんいます。
文房具だから授業中に触っていても注意されませんが、実は思いっきり遊んでいます。
お子さんの文房具をチェックしてみてください。
キャラクターものはもちろん、電動消しゴムやいい匂いがするペンとかが筆箱に入ってませんか?
そういう魅力的な文房具をリピートするためのお手本の文章を読んでいるほんの少しの間にも、おもちゃにして遊んでしまうんです。
つい夢中になって、自分が読む番になっても気づかなかったりして先生に怒られるわけですね。

授業中にノートに何かを書く以外には、文房具って本当に毒でしかないんです。
キャラクターものを禁止している学校も多いようですが、えんぴつ自体がすでにおもちゃです。
落書きという最高の遊びのパートナーになってしまうわけです。
ノートを取る以外は手には何も持たない癖をつけなくてはいけません。
頻出単語の例文をシャドーングすれば眠気も吹っ飛ぶ
ガムを噛むと眠気が飛びますよね。
やはり口を動かすって眠気を冷ましてくれるようです。
なので、黙って単語を書きながら覚えるという方法は単語暗記の勉強法としては向いていません。
書きながら覚えるときも、やはり今書いている単語を言いながら書くと良いです。
声に出して、その声を自分の耳で聞いてさらにその単語を書く!
単語を声に出している状態で状態で他のことを考えられたら、それはそれで凄いことですよね(笑)
やはり、今発音している単語に集中すると思います。
小学生の間は例文をしっかり読みながら単語を覚えることをオススメします。
単語が文章の中でどの用意使われているのかを確認するためでもあるし、英検などの問題を解くときに例文と一緒に読んで覚えたはずの単語が出題されていたら、例文ごと覚えた方が印象に残りやすいからです。
短時間に区切ってシャドーングすればさらに効果アップ
いくら眠気も吹っ飛んで、集中できる状態になれると言っても長時間ダラダラとシャドーイングを続けていては、いつかは集中も切れてしまいます。
10分くらいで一区切りして、少し休憩をして再度シャドーイングをするのがオススメです。
人間の集中力って10分〜15分だと言われています。
自分で集中が切れてきたなと感じたら一度休憩してください。
5分くらい休憩したらまた集中できるはず。
自分が集中できる時間を把握しておくといいですね。
集中が切れてきたら・・・と言う方法もありますけど、あらかじめ時間を区切っておくのも効果的です。
10分だけシャドーイングをする!と決めてタイマーをセットすると、鳴るまでの間しっかりと集中できます。
人間、いつまで続くのかわからないものにずっと集中するのは難しいです。
10分だけ!と言われた方が集中できますよね。
休憩したくない!という勉強熱心なあなたに
せっかくやる気になっているのに、ちょっとくらい集中が切れたからと言ってここで休憩したくない!という方に朗報です。
そんな方は、集中が切れてきたと感じたら別の勉強をしてみてください。
単語をしていて集中が切れたら、5分間は他の英文を読んでみるとか、もしくは全く違う教科の問題を解いてみるとか。
違うことをするだけで、脳はリフレッシュされているので、これも休憩していることと同じなのです。
これならずっと勉強を続けられますよ!!
達成感を得たいあなたへ・・・こんな方法も
休憩してしまうと達成感が得られない!
もし、あなたがそんなことを考えているのなら、こんな方法はいかがですか?
「10分集中する」と言う目標と「3ページ問題集をこなす」と言う2つの目標を立てておくと

まとめ
シャドーイングは中学生にも効果がありました。
リピートとほんのちょっと読むタイミングがずれているだけでどうしてこんなにやる気になるんでしょうか。
シャドーングって先生やCD音源の影に隠れて・・・と言うと言い方が悪いですが、自分の声を目立たさずに読むことができるんです。
中学生くらいになると、他の生徒は間違っていないのに自分だけ噛んだりするとものすごく恥ずかしいようです。
でも、シャドーイングなら誰にも気づかれずに噛み放題。
どうせ同じ英文を何回も読むわけですから、2〜3回間で読み損ねても次完璧に読めればいいんですから。
発音も人知れず修正できます。
そんな感じが中学生にはぴったりなのかも知れません。
単語の勉強中、どうしても眠くなる〜とか、飽きてしまって進まない!という時にはぜひシャドーイングに挑戦してみてくださいね。