高校受験までに準2級まで取得したいと思っている生徒は少なからずいます。
でも、現実には定期テストや実力テストに追われて、なかなか英検の勉強まで手がつけられない状態になってしまいます。
☑効率的に勉強を進めて、最小限の努力で英検準2級に合格するにはどうしたらいいの?
☑単語も文法も全く知らないものばかりだけどどうすれば覚えられるの?
☑一人で勉強をして合格できるものなの?
などなど、勉強の進め方に悩んでいる中学生のために、最短で英検準2級に合格するにはどうすればいいのか?についてお伝えします。
中2で準2級の受験勉強をするなら文法より単語重視で
英検準2級の問題には、中学2年生には未知の英文法がたっぷり出題されます。
仮定法だの、受け身のややこしいのやら、中学で習う不定詞よりももっとややこしいのが出題範囲に入っています。
でも、これを全部しっかり理解してから受験できる生徒って、多分このブログは読んでいませんよね。
きっと未知の英文法につまづいて、どうしようか迷っている人だと思います。
でも、実は英検の過去問を見てみると、これらの難しい文法の問題はあまり出題されません。
出題されていても、英単語が理解できていればなんとか答えられる程度の問題しか出されていないのです。
ということは、つまり難しい文法書を読んでハードルの高さに引いてしまうよりかは、覚えればなんとかなる準2級レベルの単語をしっかりと覚えるようにしましょう。
単語は書かずになんども読んで覚えるべし
単語の暗記というとノートに何度も何度も書いて覚えると思い込んでいる人が多いようですが、英検の勉強に関してはそうではありません。
英検は選択問題で単語を書く必要がないわけですから、単語の発音と意味をしっかり覚えれば良いのです。
単語を形、もしくは記号として覚えるというわけです。
映像と音、そして意味が繋がっていればたくさんの単語を覚えることができます。
単語は、パッと見て意味が分かるようになる勉強法をすれば良いのです。
意味自体もぼんやりで良いのです。
なんとなくこんな意味だという認識でいいですよ。
1単語1秒で効率的に単語を覚える
パッと見て、パッと意味を思い浮かべる練習法としてこんな勉強法があります。
次の動画を見て下さい。
出典:youtube
知らない単語を覚えるには、6回その単語を見る必要があると言われています。
1ページを覚えるまで眺めるよりも、このように1単語1秒のペースでテンポよく単語に触れて、1冊の単語テキストを何周もすることが大切です。
単語テキストを覚えようとして、結局前の方のページしか覚えることができなかった・・・なんてことは良くある事だし、非常にもったいない事です。
テキスト付属の音声教材のオススメは?
単語のテキストには、音声教材が付いています。
CD付きのものもあれば、音声をダウンロードするもの、アプリで聴くものなど色々あります。
この音声教材、どれも同じと思いがちですが、アプリやスマホにダウンロードできるものがオススメです。
とにかく、倍速で音声が聴けるものを選んでください。
音声教材は、リピートすることを考えて少しポーズを開けているものが多いです。
ポーズのところで音声を繰り返すよりも、シャドーイングの方が効率が良いです。
ときにはゲーム性を持たせて単語を覚える
昔ながらの方法で、単語カードに単語と意味を書いて覚える方法もオススメですよ。
書かなくていいって言ったのに、カードに書けなんて矛盾してそうですが、これも映像と音で単語を覚えるための下準備と思ってください。
古いやり方ですが、この方法も安定して単語が覚えられます。
単語帳に単語を書くときには、しっかりと発音しながら書いて下さい。
正しい発音をしながら単語を覚えることは、リスニングの練習にもなっています。
もっとゲーム性を持たせたいならばこんな方法もありますよ↓
アウトプットするつもりで、やってみるのもいいですよ。
息抜きに試してみて下さい。
まとめ
文法を理解するように時間をたくさん使うよりも、単語の暗記に時間を使ったほうが賢明です。
できれば例文で音読するようにするといいですね。
英検準2級用の単語の本ならば、もちろん準2級に出題される文法を使った例文もあるわけです。
音読しながら、英語ではこんな言い回しをするんだな〜くらいの気持ちで例文を読んでおくことをオススメします。