小・中学生に英語を教えるために講師が心がけたいことベスト5!

英語と仕事

自宅の英語教室でたくさんの小・中学生と接するわけだけど、トラブルは避けたいな〜。どんなことに気をつければいいのかしら?こればっかりは経験しないと分からないから体験談が聞きたいな。

英語の先生歴25年。月収20万円越えの英語講師がそんなあなたの疑問にお答えします!長年の間に得た体験談ばかりです。ぜひ、参考にしてください!

記事は3分もあれば読めます。どうぞ最後まで読んでくださいね。

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小・中学生に英語を教えるためにこれだけは心がけたい5つのこと

小・中学生に英語を教えるために必要なことは、あなたの英語力や指導力だけではありません。

相手は多感な思春期の子どもたちです。いろいろと気遣いが必要になってきます。そこで、今回は私が25年間の指導歴の中で「これは要注意だな!」と感じたことをお伝えします。

言葉遣いには注意する!

当然のことと思っていらっしゃるでしょうが、案外難しいのが言葉遣いです。特に言うことを聞かない生徒を叱るとき。小学生クラスに多いことですが、つい乱暴な言葉遣いで威嚇してしまった…なんてことは絶対に避けてください。

こちらの人間なので、ある程度感情的になるのは仕方ないことなのですが、相手は我が子ではなくお客様です。先生という立場を利用して、上から「ドカ〜〜ン!」と押さえつけるようなことは絶対にタブーです。

多感な時期のお子さんを預かっているわけですから、感情的な言葉を発して心を傷つけることは絶対にあってはなりません。

と言うか、私たち先生にはよそ様のお子さんを傷つけていい権利など持っているわけがないので、常に平常心と冷静な気持ちを持ちましょう。

あまりに行動がひどい生徒の場合は、親に相談することが一番です。英語教室はしつけをする場所ではありません。あくまでも英語を教える場所です。しつけは各ご家庭でするべきことと私は考えています。

髪型などの変化にはあまり触れない

生徒が髪を切って教室に来るという場面には年に何回も遭遇します。その時、先生の方から「あ、髪切ったの?」なんて言う必要はありません。言ってはいけません。

なぜかと言うと、生徒がその髪型を気に入っているとは限らないから…です。触れて欲しい時は「髪切ったよ!」とか「髪型どう?」なんて聞いてきます。その時は「可愛いね!」「カッコよくなったね!」と言ってあげてください。

コミュニケーションの一つだから、そこまで気を使わなくてもいいんじゃ?なんて思いがちですが、ガラス製品を扱っていると思ってください。ちょっとした一言で、思いもかけないような波紋を広げることがあるのです。それが親の耳に入ると、口コミ次第では教室運営が難しくなります。

学校や部活、その他の習い事に関して詳しく聞かない

とにかく教室以外の話には触れないことです。特に部活に関しては詳しく聞く必要なんてありませんよね?

また、外部チームでプレーをしているような生徒にも、活躍のほどを聞いてみたり、試合結果を訪ねたりする必要はありません。

聞いてもらいたければ、生徒の方から話し出すので、その時は感想を言ってあげてください。もちろん、マイナスになるようなことは言わないことです。あくまでもモチベーションを下げないような言葉を選びましょう。

同じ部活に所属している生徒同士が、あなたの教室でも同じクラスになると言うことは結構あります。そのときに、「部活では仲良いの?」「今日は一緒に来たの?」など聞かないでください。部活での2人の関係など教室内での様子を見ていればわかることです。

クラス内の人間関係を敏感に感じとる!

4人、もしくは6人クラス編成で授業をしていたとして、もしクラス内で浮いている生徒がいるなら、見て見ぬ振りは絶対にいけません。

私のクラスであったことをお話ししますね。そのクラスは中学生女子4人クラスでした。3人は同じ中学でしたが、1人は別の学校に通っていて、やはり話に入れないことが多く浮いてしまいました。

しかもその女の子はちょっと太っていて、他3人はスマートなお洒落女子だったのです。タイプが違うし、学校も違うとなるとこれは仲間外れ状態が生まれてしまうことがあります。そんな時、あなたならどうしますか?

A:「〇〇ちゃんも仲間に入れてあげてね!」と3人の生徒に訴える
B:とにかくぽっちゃり仲間外れ生徒にあなたが積極的に話しかける

答えはBです。

しかも、相談するのです。「〇〇ちゃん、こんな時どうする?」なんて話を振って、答えが帰ってきたらその答えを尊重します。

相談がダメなら、何かにつけて「ね!〇〇ちゃん!」とかでいいので、話の中心に持っていくようにしてください。そうすることでぽちゃり仲間外れっぽい生徒の発言が増え、他の生徒も話に加わるようになります。

最終的には4人で恋バナをするようになっていました。その経験をしてからは、私はもっぱら同じ手を使っています。

LINEなどの交換をしない

小・中学生でスマホを持っている生徒は多いと思います。英語教室にも持ってくる生徒ももちろんいます。

そこで注意してもらいたいのが、LINE交換を申し出てくる生徒がいることです。これ、止めましょうね!

生徒と仲良くすることはいいのですが、友達じゃないのでLINE交換はタブーです。馴れ合ってしまうと、休みの連絡を生徒が直接してきたり、何かと相談を持ちかけてくるような子が必ず現れます。

英語教室の先生と生徒が親の知らないところでLINE交換しているなんて、あまり望ましいことではありません。必要な連絡を必ず保護者を通してしなくてはなりません。

断る理由は難しくありません。「生徒とはLINEしない主義!」これでいいのです。どうしてもしたい質問は、お母さんのスマホからするように伝えましょう。保護者とのLINE交換は大丈夫ですよ!

私は連絡網アプリを使っていました。登録してもらう一手間がありますが、一度登録してもらえれば連絡事項を保護者全員に一斉送信できたり、年間スケジュールの閲覧やアンケートの実施などもできます。便利なのでぜひ使ってみてくださいね!

まとめ

思いつくままにお伝えしてきましたが、他にもたくさんありそうなので、思い出したらまた第2段としてお伝えします。

忘れてはいけないのが、生徒であってお客様だと言うことです。口コミは恐ろしいですよ。親の一言で教室が潰れてしまうこともありますから。

職場はあなたがメインで運営できて、人間関係の悩みも少ないのは確かなんですが、生徒や保護者への配慮は大変なものがあります。

でも、失敗しても大丈夫です。ちゃんと謝罪するなり、理由を説明することで理解してもらえることの方が多いです。誰だって失敗するんですから。先生だって人間です。

それでも分かってもらえない親はそれまでのお付き合いです。せめて、あなたとのトラブルを他言しないようにしてくれることを願いましょう。保護者も暇ではないので、大抵の場合は大丈夫です。

年数を重ねれば、いろいろ経験することで、付き合い方も覚えます。頑張りましょうね!

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