自宅英語教室の方針をしっかり決めよう!あなたの教室は何が売り?

英語と仕事

問い合わせたのt機に、英会話教室ですか?英語教室ですか?と聞かれたけど、なんて答えたらいいの?それを答える必要ってあるの?

保護者は子どもに英語を習わせる時に、どんなことを考えて教室を探しているかを考える必要があります。

●とりあえず苦手意識を持たないようにしたい
●英検合格を目指している
●英会話がペラペラ話せるようになってほしい  などなど

子どもにどうなってもらいたいから英語を習わせたいのか?その目標によって「英語教室」「英会話教室」とで通い分けが必要になります。

あなたの教室は、「英語教室」と「英会話教室」のどちらですか?

この記事を読むとわかること

✅ 英語教室と英会話教室では趣旨が全然違う
✅ あなたの教室の通うメリットは何?
✅ 1年先の未来を見せてあげよう!

英語の先生歴25年。月収20万円越えの英語講師があなたの疑問にお答えします!

3分もあれば読める記事です。ぜひ、最後までお読みください。

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英語教室と英会話教室では趣旨が全然違う

「英語教室」は文法を中心に《読む》《書く》《聞く》《話す》の4技能をバランスよく学習するところと考えます。どちらかというと、学校の成績が上がるような指導をしたり、英検合格へと導く教室です。

「英会話」というと、英語でスムーズなコミュニケーションが取れるように会話を学習するところと考えられます。

学校の成績を伸ばすというよりも、英語を一つのツールとして身につけ、仕事に生かすことを視野に入れた学習をするところです。

一文字違うだけで、その内容はかなり違うものになります。

あなたの教室はどちらですか?その方向づけをしっかりとしておく必要が大いにあります。

そして、保護者から質問された時に、どちらをメインに教えているのか、またはその両方を教えることができるのかをはっきりと示しましょう。

あなたは「英語教室」と「英会話教室」のどちらを開講しますか?

私は体験レッスンに来られる保護者の方に、「うちは英語教室ですけど、大丈夫ですか?」と必ずお聞きします。

そう尋ねるとたいていは「どう違うんですか?」と聞かれます。

●英語に対して苦手意識を持たないようにしたい
●英検に合格したい
●英語の成績を上げたい

「以上のことを希望する方向けの教室です」とお答えします。そうするとほとんどの保護者の方が「あ、それでいいです」と答えます。

教室がある地域にもよりますが、私が住んでいる地域では「英語教室」を希望される方が圧倒的に多いようです。

ところがごく稀に「英会話教室」を希望される保護者の方がいらっしゃいます。そういう方が来られたときのためにも、あなたの教室の方向性をしっかりと決めておきましょう。

方向性の違う生徒はお断りするべき!

あなたの教室が「英語教室」で、そこに「英会話教室」を希望する保護者とお子さんが問い合わせてきた場合は、お断りするべきです。

集客に力を入れている時期で、1人でも多く生徒が欲しいところですが、方向性が違う生徒がいることで、あなたの負担はグッと増えます。

4技能を中心に文法を教えて、英検合格、成績アップを目指しているのに、1人だけ「英会話」を希望する生徒がいれば、その1人のために準備をする必要が出てくるからです。

別の教材、別のクラスと、その生徒だけのために「別メニュー」を作らなければなりません。コレは本当に面倒で、しかもやりたくないことなのに、やらなくちゃならないとうことだけで、ものすごく負担です。

もちろん逆の場合も同じです。方向性の違う生徒には、別の教室に通うことを勧めましょう。

あなたの教室の通うメリットは何?

あなたの教室に通うメリットについて、考えたことはありますか?

●単語を楽しく覚えられる独自のメソッドがある
●音読によって無理なく文法を教えることができる
●リスニング力アップのコツを指導できる
●トーク力があるので楽しく英語を学習させる自信がある!

あなたの教室に通うと、「こんないいことがありますよ!」という点をしっかりと打ち出しておきましょう。コレは、ホームページやチラシにもしっかりと明記しておく必要があります。

英語教室は世の中にたくさんありますし、大手塾も英語教室のようなクラスを作っているところも多いので、あなたの教室はライバルの中に埋もれている状態です。

その中で差別化してもらうためには、あなた教室に通うメリットをしっかりと知ってもらいましょう。

メリットに迷ったら保護者目線で考えよう!

英語力のある先生は世の中にたくさんいます。英検1級保有者とか、TOEIC満点を誇る先生なんてざらにいます。そんな中、メリットを打ち出すのって、本当に大変ですよね。

そんな時は、保護者目線で考えてみましょう。英語力、指導力はもちろんある前提で、例えば子育て経験があったら、「2人の母親です。子どもの様子には敏感に反応できます。」とか「子どもの心を掴むのが得意です。トーク力には自信があって、楽しい授業を展開できます。」などです。コレは大手塾ではあまり打ち出さないメリットです。

自宅英語教室、個人経営の教室ならではのアットホームさを前面にアピールするのも手だと思います。

先生の人柄も保護者にとっては大きな関心事で、特に成績の悪い子どもを持つ親にとって「最後まで面倒みてくれそう」とか「なんでも相談に乗ってくれそう」なども大きなメリットです。

1年先の未来を見せてあげよう!

教室の方向性が決まったら、近い将来図を示しましょう。

「私の教室に通ったら、1年後あなたのお子さんはこんな風になっていますよ!」ということを伝えてください。コレは、あなたのマニフェストです。

自分に責任を課して、それを全うすることで教室の価値を上げることができます。

個人教室だから、主婦の片手間仕事だから…なんてことを言われないように、しっかりとプロとして預かったお子さんの英語力向上をサポートする必要があります。そうしなければ、たくさんある英語教室の中で淘汰されてしまいます。

そうならないためにも、しっかりと方向性を決め、1年後、2年後には「コレだけ英語が理解できています」ということを示してください。

まとめ

この記事では、あなたの教室の方向性を決めることの大切さについてお伝えしました。

「英語教室」なのか「英会話教室」なのかをしっかりと保護者に伝えて、方向性が違うのであれば入会をお断りするということでしたね。

そうでなければ負担が増えるし、もしかしてあなたの苦手な分野を教えることになるかもしれません。そうなると保護者からの信頼もなくなるし、教室の評価を下げてしまいます。

入会することのメリットを伝え、近い将来ここまで英語力がつくよう指導すると約束してください。

英語教室は口コミ一つで、命取りになります。しっかりと責任を持って、問い合わせや体験レッスンに臨んでください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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